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台湾現地でSIMフリースマホを購入する方法~西門編~

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台湾では日本未発売のSIMフリースマホを購入することができます。

この記事では、スマホビルとも呼ばれる西門の獅子林商業大樓の様子をご紹介します。

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台湾現地でSIMフリースマホを購入する方法 - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog

西門とは 

西門は台北の駅から西に向かって少しいったところにある若者の街です。

大昔台湾が日本統治下だった時代は西門町といって、日本人で賑わった場所としても有名です。

今では、若者の流行の中心地となっていて、東京でいう渋谷か原宿かという賑わいをみせます。

 

スマホビルこと獅子林商業大樓

そんな西門の一角に獅子林商業大樓という一つの大きなビルがあります。

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この獅子林商業大樓の周りは一階は、何店舗かのスマートフォンのショップがあります。

HTCのオフィシャルショップもこちらにあります。

以前はSONYのオフィシャルショップがありましたが、現在はなくなっていて、ケース屋になっていました。

 

 

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ビルの中に入ると、無数の携帯屋が並んでいます。

修理や改造(デコレーション)をする類の店や、新品や中古のスマートフォンを売っている店、ケース専門のお店など様々な種類のお店が入っています。

Infocusのホットモックが置いてあるお店もあるので、日本では触れることのない端末を体験することができます。

 

以前の記事では光華商場を詳しく紹介をしましたが、この獅子林商業大樓の特色は中古機が豊富にあることです。

ガラスのディスプレイに無数のスマートフォンが並んでいて、なかなか興味深い機種を見ることができます。

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例えばHTCだったら、古いところではOne X、Sensationや野火といったところ。

比較的新しいところでは、Desire816、820、OneE8やOneMaxなど。

 

今回は以前から気になっているOneMaxに的を絞って聞いてみます。

「このOneMaxいくら?」と聞くと、「6000」と返ってきました。

3.3レートで考えると、2万円ちょっとくらい。

程度も悪くないので、高くはないかなあという感じ。

別の店に行って、OneMaxのレッドモデルがあったので、聞いてみると、「7000」という答え。

外装は新品同様で無傷だったので、これくらいはするのかなと。

「日本にお土産?」と聞かれたので、「自分で使う」と答えると、「最初(定価)は2万元だったから安いよ」と言ってました。

さらに、「画面大きいのがいいの?」と聞かれたので「そう」と答えると、Huaweiの大画面のをもってきました。

「いやHTCが好きなん」と言って、自分の持っているE9を見せつつ説明すると、「これ(E9)は5.5だけど、これ(OneMax)は6だから、不一樣」とか言ってきて、ディスられる始末。。しかも、OneMax5.9やし。

 

そんなやり取りを楽しめる獅子林商業大樓は、光華商場よりも店員との距離の近い素敵な場所。

そういえば、印尼らしき人が何店舗も回ってE9+を交渉しまくってた。その界隈では評判いいのかな?E9+。

 

新品の相場について

この獅子林商業大樓では、新品のスマートフォンを購入することもできます。

もちろん、定価以下で購入可能です。

今回は、「HTC 10 32GBのレッドモデル」がいくらかを尋ねてみました。

結果的には、16800NTDとのことです。

3.3レートで換算すると、55,440円

あれっ、これは安くないか?

手機王SOGI手機王- 提供手機價格,手機推薦與比較服務の値段が、17300NTDという表示なので、それより少し安め。

まあ、手機王の値段を目安にしておけばほぼ問題ないかなと。

この値段に関しては、光華商場の値段もほぼ似たようなものなので、どちらに行っても変わらないように思われます。

 

獅子林商業大樓の魅力

この獅子林商業大樓の魅力は、「雑多感」かなと思います。

光華商場はいまではすっかり、「売る」ことに長けた場所という感じで、悪く言うと普通感があります。

獅子林商業大樓は語弊のある言い方をすると、中華感があって、テンションがあがります。

4、5年前くらいに中国の上海にある電脳街として有名な「不夜城」に行ったことがありますが、あの「不夜城」に似た雰囲気を楽しむことができます。

※「不夜城」に関しては、いつか記事にしたいと思っております。あれは本当にヤバいです。

獅子林商業大樓では、お店の店員がハンダ片手に何やら携帯を修理しているのを見ることができたり、懐かしい端末に出くわすこともあります。

光華商場と並んで、台湾へ旅行に来たら一度は足を運んでほしい場所です。

 

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