どこよりも遅い!GoogleNexus9 Wi-Fi32GBモデル(HTC製造)レビュー!!
2015年8月に購入したHTC One E9以来2年ぶりにHTC端末を購入しました。
非常に今更感満載のNexus9です。使用感のレビューとなります。
Nexus9は2014年11月に発売されたGoogleの8.9インチタブレットです。
製造は台湾HTCが請け負っていて、NexusOne以来の製造ということになります。
スペック
OS Android 5.0→7.1.1OS Android 5.0→7.1.1
CPU NVIDIA Tegra K1
サイズ 228.25 × 153.68 × 7.95 mm
質量 425 g(Wi-Fiモデル)436 g(LTEモデル) g
バッテリー 6700mAh
内部メモリ RAM:2GB
Storage:16/32GB外部メモリ なし
外部接続 microUSB 2.0/イヤホンマイク端子
メインディスプレイ方式 IPS方式 ゴリラガラス3解像度 QXGA2048x1536、8.9インチ表示色数 約1677万色
メインカメラ画素数・方式 800万画素CMOSサブカメラ画素数・方式 160万画素
カラーバリエーション インディゴブラック、ルナーホワイト、サンド
なぜに今さらNexus9?
以前の記事に書いた通り、今年購入したOnda V919 Air CHが文鎮となってしまったため、後継機を探していたところ、行き着いたのがNexus9でした。
Onda V919 Air CHの購入動機と顛末はこちら↓
Onda昂達V919 Air CHを購入!→文鎮→修理完了→再修理 - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog
この記事で書いた通り、ディスプレイの縦横比が4:3であることが絶対条件であったことと、やはりHTC贔屓としては、一度は通っておきたい思いを捨てきれず購入と相成りました。
台湾のオークションで購入
購入先は台湾で最も有名なオークションサイト「露天拍賣」にて。
この露天では新品や中古のスマートフォンや、付属品、各種補修の部品などなんでも売っています。
コンビニ宛ての発送など使い方も非常に便利。
日本のオークションよりも、競売より即売という色が非常に濃いです。
こちらのオークションにて格安の3600元(約14000円)で出ていましたので、直接店舗に出向いて購入してきました。
Wi-Fi版32GBルナーホワイト
購入したのは、Wi-Fi版のルナーホワイト。
インディゴブラックはありきたりな感じがしたので、このカラーには満足。
懸念していた、汚れの面も意外に汚くならないのがよいですね。
カバー類を全く使用していなくても、綺麗な状態を維持できます。
良い点
・ディスプレイが綺麗
この端末の最も優れているところは、QXGA2048x1536のディスプレイ。
非常に高精細で鮮やかです。
画面の縦横比が4:3ですので、PDF等の書類を閲覧するときに丁度良い塩梅です。
・BoomSoundフロントデュアルスピーカー
タブレットでスピーカー音量が小さいものは非常に多いですが、Nexus9の場合フロントデュアルスピーカーでなかなか大きい音が出ます。
音質はHTCスマートフォンのほうが良い音が出ますが、音量の面では十分です。
悪い点
・カメラが酷い
これは意外でしたが、カメラの性能が非常によろしくないです。
この端末で写真を撮る気にはとてもなりません。
・電源ボタン・ボリュームボタンの押しづらさ
これはもう最初から指摘されている点ですが、ボタン類が最初から奥まっていて押しにくいです。
HTC端末にありがちな点なので、なんとかしてほしいところ。
・Android純正OSがしっくりこない。
やはりNexus9はGoogleの商品であって、HTCの商品ではないです。
なので、HTC Senseが載っていないのですが、これが非常に残念な感じであります。
当然最新のAndroidバージョンに更新されるというメリットがあるのは分かるのですが、Googleにコントロールされている感じが強いですし、人間味と技術屋の思いが伝わってこないですね。
そのへんは、このタブレットが仮にHTC機として出ていたらかなり良かっただろうなと想像します。
・microSD追加不可
このNexus9シリーズでは、最大ROM32GBとなっていてい、現代の端末としては心もとない容量です。
・RAM2GB
これも2017年現在の水準からすると役不足と言わざるを得ません。
これが、3GBRAMだったらかなり違うのですが。
・データ通信必須
これはNexus9に限ったことではないですが、Androidタブレットはデータ通信常時接続じゃないとだめですね。何をするにもオンラインでないとまともに作業できません。
SIMスロットなしモデルを選びましたが、Wi-Fi版はおすすめしません。
・横のベゼルが細い
縦に持つときにちょっと持ちづらいですね。
というわけで、ざっと良い点、悪い点挙げてみましたが、全体としてはまあまあ満足という評価です。
Antutuベンチマーク
参考までにベンチマークを掲載してみます。
99616点ということで、想像以上の数値ではあります。
ベンチマークはただの参考ですが、目安にはなりますね。
体感的にはもっと低いイメージです。
最後にHTCの初代AndroidタブレットFlyerと。
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