VR HMD HTC Viveレビュー!! 台湾三創生活園区にて体験(體驗)
2016年はVR元年なんていわれています。
我らがHTCは「Vive」というHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を引っさげてこの市場に殴り込みをかけているわけですが、この分野、まったく興味のない人にはいまいちピンと来ない。
私もまったくもってピンと来ない人の一人なので、体験するチャンスを作って、台湾は台北市「台湾三創生活園区」にある特設会場に赴いてきました。
Viveの人気
とにもかくにも、この「Vive」、かなり話題になっているようです。
このマシンの詳細は以下のページに譲りますが、ハイエンドVRとして非常に評価が高いようです。
私が赴いた三創生活園区の住所は台北市中正區市民大道三段2號という住所です。
日本でいうと秋葉原のUDXみたいな感じの場所です。
この三創生活園区のお隣は光華商場という、電気街ビルでパソコン部品やスマートフォン各種、パーツや修理などのお店が所狭しと詰まっているビルです。
三創生活園区1Fはこのような感じでした
柱にディスプレイにはViveのCM一色。
特設会場は4Fにあります。
これはインフォメーションセンターですが、ここで受け付けるわけではありませんでした。
ディズニーのアトラクションに並ぶかのように指定された区画に並びます。
ここには60分待ちの札。最大120分待ちまである感じでした。
しかしディズニーにファストパスがあるように、このViveの排隊にも優先レーンがあります。
HTC専売店でVIPカード会員になっておくと、優先的に係りの人に呼ばれます。
この日は3,4人くらいのVIP会員がいました。
一般の人は待っている間に、体験する内容を選びます。
4つのコースが用意されています。
Aコースは
【TheBlu】→【Tilt Brush】→【Arizona Sunshine】
Bコースは
【TheBlu】→【Job Simulator-Office】→【Aperture Robot Repair】
Cコースは
【TheBlu】→※写真に写っていなくて判らず。。
Dコースは臺灣開發者內容專區
【Cloudlands:VR Minigolf】→【Jeeboman】→【Lyra】
本当はいろいろな人のレビューを見ていて気になっていた「TheBlu」の深海でクジラと遭遇というのを味わってみたかったんですが、臺灣開發者內容專區というのがどうしても気になって、そちらを選択してみました。
約30分ほど待った後、係りの小姐に呼ばれて、待ちに待ったVR体験です。
特設会場にはAからDまでの四つの部屋が用意されています。
各部屋の大きさは5畳間くらいでしょうか。
部屋の中はこんな感じ。
真っ黒のボードに覆われています。
(たぶん)ふた隅にはモーションセンサーが設置されていました。
いよいよHMDを装着します。
HMDの装着の前に、ワイヤレスコントローラーを持ちます。
係りの小姐がボタンの説明をしてくれました。
続いてHMDの装着です。
私は眼鏡ユーザーですが、眼鏡をかけたままHMDを装着することができました。
HMDを装着してまず「おおっ」となります。
さっきまで目の前に見えていた物理的なコントローラーがバーチャルのコントローラーとなって目の前に現れます。
ディスプレイに映し出されているコントローラーの位置と、実際に手に持っているコントローラーの位置が同じことに驚かされます。
HMDを装着したあとはヘッドフォンを装着します。
いよいよゲームスタートです!
最初のゲームはゴルフゲームで、まず、クラブを好きなものから選ぶことができます。
これもすべてコントローラー片手(両手)に、左側に置いてあるクラブから使いたいものに向かってコントローラーを向けてボタンを押して選択します。
クラブを持ったら、目の前に見えているカップに向けてスイングします。
このスイングする感じがまるで本物のクラブを持っているようで、これがVRか。と関心。
二つ目と三つめのゲームはどちらもシューティング系でした。
360度四方八方から来襲してくる敵にコントローラーを向けて撃っていきます。
宇宙空間に浮かんでいるように錯覚する感じが凄かったですね。
それと、斜め後ろに振り返ると、頭の後ろから来ている敵の飛行船が目の前にあって、なかなかスリリングでした。
この体験時間は大体10分くらい。
このVR体験で一つ大きな問題があるのは、ここ台湾三創生活園区で楽しもうとすると、係りのお姉さんの説明が英語か中国語です(苦)
私は英語よりも中国語のほうがまだましなので、中国語で説明をお願いしたのですが、ゲームの中の専門用語的なものは、完全聽不懂でした(笑)
なので、十分に味わいきれなかったのが少々残念。
もしこちらで体験される方はそのつもりで準備されると良いかと。
体験が終わった後は写真を撮らせくれました。
この台湾三創生活園区では3月31日まで、HTC Viveの体験特別会場を設けています。
もし台湾に遊びに来る予定の方、台湾にお住まいの方は、ぜひ一度体験してみることをオススメします。
ちなみに、台湾三創生活園区のすぐそばにあるHTC専売店兼HTC Cafe店のほうでもViveの体験をすることができます。
前まではテーブルとイスがおしゃれな感じで並んでいたのですが、すっかりVR専用区って感じになってます。
こちらはたぶん空いていて、小姐に聞いてみると、「○時にたぶん始まるから、1階で聞いてみて」という応対でした。
特に待っている人もいない感じだったので、時間が合えばこちらのほうが早いかも。
こちらは終了期間とかは書いてなかったので、もしかしたら4月以降も体験可能かもしれません。
HTC Cafeの詳しい情報はこちら
台湾モバイル旅行のすすめ。その2 HTC Cafe - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog
ライバルのPlayStation VRにも動き
今日3月16日にライバルのPlayStation VRの価格が発表されました。
44,980円で今年の10月に発売開始だそうです。
今年の年末までに50タイトルをそろえると意気込んでおられます。
値段はViveの半額以下ですが、どういう展開になるか見ものですね。
普及しやすさはPlayStationVRに分があるんでしょうけど、没入感やセンサーの制度やコントローラーとの一体感とかに差があるような気もします。
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