Onda昂達V919 Air CHを購入!→文鎮→修理完了→再修理
Onda V919 Air CHというWindows10とAndroid5.1のデュアルOSの中華タブレットを購入しました。
この端末を購入することになったいきさつと、購入方法、その後の顛末について・・・
なぜ今さらOnda V919 Air CHなのか?
今まで使用していたタブレットはLenovo Miix2 8という8インチのWindows8.1タブレットでした。
かれこれ3年間使い込んだ相棒でしたが、マシンスペックの限界を感じたのと、8インチというディスプレイサイズが役不足になったためです。
Miix2 8の非常に良いところは、とにかく軽量であること。
乱暴に扱ってもそうそう壊れないし、動作も安定しているので、道具として非常に良いです。
ただ、持病であるディスプレイが反応しなくなるのは何度もありましたので、お馴染みの殻割りは4度ほど実施しました。
候補となった端末
Miix2 8に取って代わる端末を検討するにあたり幾つかの条件を挙げてみました。
1、OSがWindowsであること
これは第一条件になります。
自分の使う用途柄、AndroidやiOSではダメなのです。
フルWindowsが載ってるマシンが必須です。
2、ディスプレイの画面比率が4:3であること
これも重要視したいポイント。
電子書籍やPDF等を閲覧する場合、16:9などの、縦長だと、表示が小さくなってしまうのです。
その点iPadは画面比率が4:3なので、非常によいなあとは思うのですが、なにしろAppleですので。。。
3、10000NTD以内。4万円以内。
値段は安ければ安いほどいいですね。
4万以上する端末は道具として使う気になれません。
そんなわけで候補になった端末はこちら。
Nexus9
いきなりWindowsじゃないんですが、HTC製であることを考慮すると、第一に考えた端末です。
メリット
・画面比率が4:3(8.9インチ)
・SIMスロットで単独通信可
・スピーカーフロントデュアル
Nexus9は購入をかなり悩んだんですが、
デメリット
・最大32GBROMしかない。microSD追加できない。
・Miix2 8と二台持ちになって重い。
というわけで、最終的に却下。
ASUS ZenPad 3 8.0
まさかの大っ嫌いなASUS製なんですが、これも候補でした。
メリット
・画面比率が4:3(7.9インチ)
・SIMフリーで通話可能。
・RAM4GBでそれなりに動きそう
デメリット
・ASUSであること
・やや小さい
・Miix2 8との二台持ち
これにしてしまえば、電話を一台削減できるので、これとMiix2 8の二台持ちでも悪くないかなと思ったんですが、そうすとHTC製品が不要になる危機。
もっとも、実機を弄った感触で、これはないなと感じ却下。
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Windowsタブレットで探していた見つけたのがこれ。
メリット
・安い。税別27800
・フルサイズのUSBを搭載
・Windows10
・それなりに信頼できる(一応日本メーカー)
デメリット
・画面比率が16:10
・ベゼル太い
かなりいい線行っている端末だと思います。
今もう一度買い直すとしたらこれにするかな。
ここまでは、主に日本で購入する場合のチョイスです。
ここからは台湾で購入する場合です。
TECLAST台電 Tbook10 D90W
中華パッド界では有名なメーカーです。
中華タブレットの進歩は凄まじく、最近はWindows10とAndroidのデュアルOSが主流です。
外装の品質・質感も上がっていて以前とは比べ物にならないくらい良いです。
私もこれまでに、Android2.2時代の感圧式ディスプレイのパッドや、謎OSの7インチファブレットや、少しまっとうな、momo9というICSの載ったタブレットを所有しましたが、時代は変わったなあと思います。
さて、Tbook10ですが、
メリット
・Windows10とAndroidデュアルOS
・安い(7000NTD。約26000円くらい)
・バイクで30分のところに店があるので、故障しても面倒見てもらえる。
・microUSBと充電が分かれている。
デメリット
・画面比率が16:10
・重い(580グラム)
というわけで、実機をさんざん弄ったものの、却下。
最終的に残ったのはOnda V919 Air CH
スペック
・Windows10 64bit/Android5.1
・CherryTrail Z8300
・ROM64GB RAM4GB (Android側ROMに16GB)
・2048×1536の高解像度4:3ディスプレイ
・239×169×7.9㎜ 450g
メリット
・画面比率が4:3 高解像度でかなりキレイ
・4GBRAMで非常にスムーズな動き。Miix2 8とは比較にならない
・台湾での購入なので、壊れてもなんとかなりそう
・IPadAirのアクセサリーが流用できる
・とにかく外観がクールでゴージャス!
デメリット
・中華パッドなので・・
というわけで、V919 Air CHを購入しました。
購入方法
台湾で購入する場合
発売からそれなりに時間の経つ端末でもあるので、基本はオークションを利用することになります。
台湾のオークションでよく使われるのは、露天拍賣とYahoo!奇摩拍賣です。
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この二つさえ使えれば、大抵の欲しいマイナーなものは購入できるかと思います。
多くの台湾人もこの二つのオークションを使っているようです。
今回は、Yahoo!奇摩拍賣で購入しました。
機会があれば詳しく書きたいと思いますが、露天のほうは台湾のクレジットカードを登録しないと購入できない場合があり、今回も最初は露天で落札したものの、購入段階でクレジットカード未登録ではじかれました。
その店舗はYahoo!でも出品していたので、Yahoo!で購入しました。
支払いはコンビニ払いで可能でした。
価格は6100NTD。日本円で約23000円ほど。
安いか高いかは人によって感じ方が違うと思いますが、悪くはないかなと思います。
V919 Air CHのレビュー
というわけで、V919 Air CHなんですが、私の望むすべてを兼ね備えていると言っても過言ではないほど素晴らしい構成であります。
・フルWindowsでありながら、画面比率が4:3。
この端末の素晴らしいところはこの点に尽きます。
やはり書類を見るときは4:3がいいですね。非常に大きく表示されて見やすいです。
・RAM4GB。
これも素晴らしいです。Miix2 8のもっさり具合とは雲泥の差です。
・iPad Air風のサイズなのに、独自のデザイン。
実はこの点もポイント高いです。
クローンiPadというものもondaは作っていますが、V919 Air CHに関してはゴージャス感のある独特なものです。
友人の台湾人がこれを見て、「でっかいHTCだ」と言ってくれましたが、確かにHTC One風の上下が別色になっているHTCっぽいデザインです。
私の用途の場合、Windows10でしか使わないので、Android側の動きは不明ですが、Googleアカウントを入れると落ちます。なのでとても安定しているとは言えません。
Android領域を全て削除してもいいかなと思うほどです。
文鎮
購入して一か月順調に使用していたある日のこと、電源を落として夜充電を開始し、朝起動しようとしたところ起動せず。
電源ボタン長押し、ボリュームボタンもセットで長押し等考えられるバリエーションの長押し復旧方法を試しても起動せず。
しょうがないので殻割りし、バッテリーのコネクタを抜き差ししても変わらず。
Windows 10 Creators Updateの通知が何度も来てて、先延ばしにしていたのですが、アップデートかかったのが原因かなと疑っていました。
情報によれば、Creators Update後、電源・ボリュームボタンが利かなくなるらしいので。
いづれにしても、お手上げなので、購入元に連絡を入れてみます。
購入元は大陸の業者ですが、台湾でも修理の面倒は見てくれるとのことで、維修達人を紹介されました。
達人は私の家からバイクで20~30分にところに居るので、修理に出すのもそれほど苦にはなりません。
診断の結果は、USB端子の問題で、充電が正常にされていないということでした。
USB口の部分を交換したらしく、修理費800元取られました。
初期不良扱いにはしてもらえなかったのが非常に残念ですが、授業料でもいいかなと。
戻ってきたあと、順調に使用できていましたが、この記事を書いている最中に再度起動不可になりました。
状況は今回は充電中から電源を落とし、翌朝起動しようとしたところ起動不可。
どうも電源管理が怪しいのかなと思っています。
再度、達人に持っていき現在検査中。。
結果、Miix2 8を再登板して使っている次第。
※その後の復活劇
文鎮した中華タブレットを復活させた方法 - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog
結論
中華タブレットはよほどの物好きでない限り買うべきではありません。
自分で調べて自力でたどり着いて購入した人にはよいと思いますし、後処理も楽しめるならよいかと。