HTC One A9レビュー !! 10/24台湾HTC専売店にて発売開始!
10/24より、話題のHTCの新機種、One A9が台湾HTC専売店及びオンラインショップにて発売になりました。
さっそく、専売店に行って実機(デモ機)を触ってきたので、レポートしてみたいと思います。
※2016年4月20日追記
HTC10のレビュー記事はコチラ
HTC 10 速攻レビュー!! 4月15日台湾にて発売開始! HTC10年間の集大成モデル。 - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog
※11/9追記
Amazonにて並行輸入品が購入可能になりました!
向かった先は光華商場隣にある「三創生活園区」。
HTCをはじめ、SAMSUNGやASUSなどのオフィシャルショップが入った今年5月にできたビルです。
入口には大きなOne A9の広告が掲げられています。
HTC専売店は入口すぐ右にあります。
入って見ると、非常に大勢の人がA9に群がっていました。
3台のデモ機が置いてあり、並んで待ちます。
これがHTC One A9です。
置いてあるのは全てカーボングレイのカラーでした。
持った第一印象は、「小さくて持ちやすい。そして薄い」ということです。
気になるiPhone6に似ているかということですが、私が思うに、似てると思ってみれば似てるけど、全くの別物という感じです。
むしろ、「過去の何かに似てる」と感じました。
古い記憶を辿ってみたらありました。似てる端末。
これです。
T-01B(いにしえのWindowsMobile機)
ディスプレイがAMOLED(有機EL)なことと、四隅のカーブがiPhoneほどは丸くないからでしょうか、私にはT-01Bみたいな感じがしました。
HTCの過去機でいうと、初代HTC J(ISW13HT)が一番近いかもしれません。
手の収まり具合はDesire V/Xみたいな収まりの良さがあります。
5インチなのを忘れるサイズ感です。
5.5インチぐらいの大きさは欲しい私としてはちょっと小さすぎるかなと。
AMOLEDディスプレイは発色がとても良いです。
SAMSUNGの青みがかったそれよりは自然な感じ。
※後ろに並んでいる人がいて焦って撮ったため縦撮り。。
ホームキーが付いたことも注目です。
このホームキーは、ホームボタンではありません。
iPhoneやGalaxyのような押すハードキーではなく、One M9+と同じタッチキーです。
このホームキーは感度もほどよく、とても気に入りました。
指紋認証についてはデモ機なので試すことはできませんでした。
OSはAndroid6.0 Marshmallowです。
アプリ履歴の表示が今までの一覧ではなく、カード式?になっていたと思います。
senseのバージョンはsense7.0-gで今年のM9以降のもののマイナーアップデート版と思われます。
何がどう違うのかまでは検証できず。
デモ機はRAM2GB/ROM16GBモデルだったはずですが、動きが機敏でこれといった不満はないと思います。
カメラ性能を詳しく試すこともできていませんが、今年のモデルにありがちな暗ったい感じは改善されているように思います。E9よりは明るく撮れました。
サイドのボタン類は右側にまとまっています。
非常に良かったのは、ボタンのクリック感。
これまでのHTC端末にありがちな、「ふにゃっ」とした頼りない感じではなく、適度な固さが剛性感を感じさせます。
BoomSoundは廃止され、下部に1スピーカーになりました。
ステレオで聴くことができないのは残念ながらです。
しかし、1スピーカーでも音量自体は十分に出ていました。
オパールシルバーのモックアップも置いてありました。
背面と側面では仕上げが異なります。
背面は梨地で側面はツヤのある仕上げになっています。
全体としては、まとまりの良い端末といえると思います。
フラッグシップのOne M9、M9+
ミッドレンジのDesire系列の間を埋める存在かなと。
E9+、E9、ME・・・と連発したので、煩雑な印象を受けていましたが、今回は力の入れ方が強いですね。
かつて日本市場には、ガラパゴス機能を搭載し、デザインを日本人受けの良いものにした「初代HTC J」という機種がありました。
それと似て、iPhone市場であるアメリカや欧州向けにデザインと戦略をしてきた、と考えると合点がいくように感じました。
このHTC One A9、台湾では10月24日から26日までHTC専売店とオンラインショップにて12,990NTD(日本円約48,000円)の特別価格です。
今回のHTCの戦略がどのような結果になるか、大いに見ものです。
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