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隠れ本命!?Desire830が発表になる

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台湾HTCは5月3日に新端末Desire830を発表しました。

このDesire830は5.5インチのDesireシリーズ826の実質的な後継機と言えると思います。

 ※5/25追記。レビュー記事はこちら。

HTC Desire 830 レビュー!! Desire主軸機種は完成度高し。 - HTCの故郷台湾でのSIMフリー生活Blog

Desire830の概要

スペック

OSAndroid 5.1
ディスプレイ 5.5インチ (1920 x 1080ピクセル)
プロセッサ MTK MT6753T 1.5GHz 8コア
RAM 3GB
ストレージ 32GB (microSD対応)
背面カメラ 1,300 万画素、F2.0 / 28mm、OIS 手ぶれ防止
前面カメラ HTC UltraPixel、f/2.0 /26.8mm
バッテリー 2800mAh
重さ 156g
寸法 157.5 x 78.9 x 7.79mm
オーディオ HTC BoomSound with Dolby Audio
対応バンド 3G WCDMA 850 + 900 + 2100
  4G LTE 700 + 900 + 1800 + FDD 2600 + TDD 2600
SIMスロット NanoSIM(Single)

 

特徴

外観をみてすぐに気づくのは、フロントステレオスピーカーのデザインがOneX9に非常に似ていることです。

5.5インチのFullHD液晶で、RAM3GB/ROM32GBという構成も非常に似ています。

なので、OneX9をプラボディにした廉価モデルというとらえ方もできるように思います。

X9との相違点はSoCがMediaTekの1.5GHzのものにデチューンされていることでしょうか。

FullHDの液晶をどれくらい動かせるのか気になるところ。

しかし、OneE9では2GBだったRAMが3GBに増量されているので、必要十分なのかもしれません。

また、ホームキーがオンスクリーンになっていることもX9との相違点です。

同時発売のDesire825はタッチキーを採用しているので、HTCはどっちをメインにするのか決め兼ねているんでしょうか。

カラーリングは近年のポップカラーを継承していて、DesireEYEのようにサイドのフレームがカラー処理されています。

このカラーリングもなかなかカッコいいですね。

気になるのは、SIMスロットが2スロットあるのに、1スロットがふさがれていること。

日本仕様のDesire626でも同様の処理でしたが、台湾版のこのDesire830でも同様の処理です。

個人的にはDualSIMであってほしいのですが。他国での展開も予定されているのかもしれません。

もう一つ気になるのは、OSがAndroid5.1ということ。

この時期に出る端末で、まだMarshmallowじゃないのは、いかがと思うのですが、恐らくはすぐにアップデートがかかるでしょう。

価格は9,990NTDということで、E9が出た時と同じ価格。

例によってすぐに値段が落ちると思われ、9,000NTDぐらいに落ちたら買い時かなと。

今のレートで日本円にすると、9,990NTDは34,000円なので、なかなかいい塩梅です。

 

日本導入に期待

このDesire830、もしかして日本に導入されるんじゃないかと、個人的には期待しています。

まず、デザインが日本受けしそう。

DesireEYEのデザインも好評だったと思いますし、フロントはButterflyのテイストも感じさせます。

5.5インチなのが評価分かれそうですが、格安スマホ需要が一巡した頃合いで、ミドルレンジ(5インチHD液晶・2GBRAM/16GBROM)の端末を使っていた人は、もうひとランク上のものに買い替えを考えると思うんですよね。

もし、このDesire830が34,800で日本で発売できたら、それなりに売れる気がします。

ぜひHTCNippon様にはご考慮願いたいところ。

5月6日に発売開始ということなので、時間ができたら偵察してこようと思います。

 

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